# 8 未踏の春の為のクワイア
ボカコレ終わりましたね。
前回前々回と投げつけられた我楽多音響は、また鬱憤や実験意欲が出てきたら生まれますがしばらくはお預けです。
私の本懐はバラードです、どこまでも押し寄せる波のように大きく、海の色のように深いバラードが本懐です。
ボカコレでお見知りになった皆さま、すまねぇ。前作との落差がすごい。というか前作より変態的かもしれない。8分の9拍子、ちょっと分からないくらいの部分転調や借用和音など、変態ということ以外の繋がりや類似性が全然ない。前作みたいな作風を望んだ皆さま、すまねぇ。多分しばらく出てこない、すまねぇ。
それでもいい人は、何卒。
この曲には、VSQplus+様の効果音を使用しています。いやほんとにすごいんで、これ無料で使っていいレベルのクオリティじゃないので、本当におすすめですここにURL貼りますので是非。
https://vsq.co.jp/plus/tos/◆作詞・音楽・イラスト・動画 : 夜風見(Yoll CAZAMI)
→
https://twitter.com/Yoll_CAZAMI?t=W-cKGvXNaOrnwO9Fod8-lA&s=09◆歌唱 : 重音テト
-歌詞-
愛そう 染みになるまで
そしてそれが褪せるまで
彷徨う 春に成るまで
僕がいつか融けるまで
長い時の最果てを見るまで
貴方だけがしがらみとなるのに
鞄の奥最後まで貴方の
思い出だけ詰め込まれているまま
愛そう 傷であるとも
膿と熱を孕んでも
確かに 僕に根を張る
不治の病だとしても
手繰り寄せて抱き締めた毛布は
酷く寒く空白を映した
カンパネラが咲いた後、ここには
春は終ぞ帰らないでいるまま
愛そう 染みになるまで
そしてそれが褪せるまで
彷徨う 春に成るまで
僕がいつか融けるまで
愛そう 帰らなくとも
例え春に成れずとも
このまま 誰もが眠る
冬を一人歩くとも
愛そう
愛そう
愛そう