朝乃うみです。
今月で活動開始から1年が経ちます。
特に活発にやっていきたい!とかはなく
これからもつらつらと、ほそぼそと音楽を創っていくと思いますので、
何卒宜しくお願い致します。
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PETRICHOR
作詞・作曲 : 朝乃うみ
淡い夏の記憶 華やぐ
街角 濡れたアスファルトの上
あぁ 今日も目を覚ましたけれど
何も変わらない生活の下
昔はもっと眩しかった
この黒い目の奥 突ん刺く日々
金曜の映画やゲームショップ
それさえあれば後は暮らすだけ
色彩も思い出す程の輪郭が
帰り道 暮れる 水飛沫に澄んで浮かんだ
死に方はなんだって良いよ
戻してペトリコール
カメラを持って濡れた日々を横目に
あの頃を残したい
竦んだ大人を歩いたって
どうせ何も残せないよ
夏の息が途切れぬ内に
居させて
赤い夏の日暮れ 瞬く
解けた靴紐の先は情操
あぁ 今日も目を覚ましただけで
いつも変わらない生活の下
心を服と朝へ干して
ふざけた寝癖を洗い流して
忘れた頃に雨が降った
それさえ忘れて過去に取り零した
色彩が発露した空が香る
帰り道 濡れた 慈しみに近い世界だ
生きながら生きたって
綺麗じゃないと嘘を吐いて
カメラを持って逃げた日々と共に
僕を遺したい
竦んだ足音に捕まって
あの夏空に忘れられて
僕の声が聴こえる内に
影へ
あぁ 三度目の溜息と暮れる今日において
僕はただ 夏に香る唄を創る
死んだその後はどうだって良いよ
聴かせてペトリコール
カメラで撮って暮れた夏を
この唄に焼き尽けて終いたい
燻んだ色彩の漂った
淡い夏の記憶が止んだ
空に召していくほどに浮かんだ
生き方がどうだって良いよ
鳴らしてペトリコール
カメラに咲いて暮れた日々を
最後に
この夏を遺したい
澄ました大人を歩いたって
どうせ何も残せないよ
唄の息が途切れぬ内に
晴れて