反応装甲の解説だよ
モガディシュの戦闘 Part 1 :
sm40103406モガディシュの戦闘 Part 2 :
sm40143273※19:04辺りで「自衛隊では爆発反応装甲は採用してないっぽいけど、~」と言ってますが、10式戦車の付加装甲1型、付加装甲(上面用)という形で、爆発反応装甲であろうものが用意されてます(あと16式も?)。なんとなく将来の拡張性として用意されてるもので採用はまだかと思ってましたが、普通に10式戦車の仕様の中に組み込まれてました。10式戦車一式を調達するときに、調達要領指定書で定められた分の付加装甲を一緒に調達してるっぽい(?)です。
※この動画では非爆発反応装甲と非エネルギー反応装甲を同じものとして説明していますが、これは少々雑な説明でした。非エネルギー反応装甲という語は、爆発はしないけどエネルギーを発生させるタイプの反応装甲を念頭に置いた文脈でそれと区別するために用いられるっぽいです。その文脈では、全くエネルギーを発生させない完全受動なものを非エネルギー反応装甲NERA、爆発はしないけどエネルギーを発生させるものを非爆発反応装甲NxRAとするようです。その使い分けに倣うと、このパートで解説しているのは非エネルギー反応装甲になります。エネルギッシュな非爆発反応装甲だと爆発反応装甲と同じように(でも少し控えめに)振る舞います。ただこの使い分けはそんな一般的な用法ではなさそうです。たぶん先に非エネルギー反応装甲の意味合いで非爆発反応装甲というカテゴリーが生まれて、その後エネルギッシュな非爆発反応装甲が発案されて使い分けが生まれたけど、エネルギッシュな非爆発反応装甲自体がそんなに広まってないのでこの使い分けも正確には伝わらずにただ混乱を招いているだけという感じでしょうかね
※なぜ衝撃波後方の充填材に高圧が生じるのか(というかなぜ衝撃波が生じるかと言った方がいいかも?)という点の説明が欠落していましたが、単にジェット侵徹時の圧力で圧縮されるからです。その圧縮状態が伝播していくときの最前線が衝撃波になります。なので流れとしては、ジェットに圧縮されて高圧発生→高圧領域が広がる→高圧領域の先端が衝撃波になるって感じで、結果として衝撃波の後方に高圧領域が広がることになります。
VOICEVOX:春日部つむぎ
BGM:「ハンター見習い」 フリー音楽素材 H/MIX GALLERY
http://www.hmix.net/ジングル音素材:Notzan ACT
Ave Maria, D. 839 Bradley Chapman, CC BY 3.0,
https://musopen.org/music/1673-ave-maria-d-839/