10月22日、郭文貴氏は、戦友達とのライブ中継会議で、第20回党大会で習近平氏が中国共産党前国家主席を追い出した映像について語りました。当時、胡錦濤前国家主席は、習近平主席及び台湾侵攻などに反対する演説をする予定でしたが、習近平主席は彼の発言を許さず、直接追い出したそうです。
郭文貴氏は、習近平氏が胡錦濤氏のこの単純すぎるところを10年間も政治的に利用してきた今に、胡錦濤氏を追い出したこの行為は、明らかに役目を果たした彼を見捨てるつもりだったが、胡錦濤氏はその意図を全く気づいていなかったと述べました。さらに、胡錦濤氏が去ったとき、李克強氏の背中をポンと叩いたのは、李克強氏も力を失っていることを証明したとのことです。もし、胡錦濤氏が勇気を出して、さらに多くの人に背中を叩いて知らせたり、会場で騒いだりしていたら、事態はまったく違ったでしょう。中国共産党や世界の流れさえも変えることができたかもしれないのに、何も起こらなかったのです。また、会場に女性が少なすぎたことも大きな要因である。との考えを示しました。
郭文貴氏はまた、この事件は中国共産党内部のルールを完全に破ったと述べました。即ち、あれだけ尊敬されていた前国家主席で、党内でも無限の好意を持たれていた胡錦濤氏さえ、習近平氏にあのように扱われたようなら、もはやルールも上下関係もなく、党全体が習近平氏に対して前例のない最高の忠誠心を持つようになり、独裁政権の終焉に先立つ嘘の高濃度化が必至となるだろう。と語りました。