6月20日の「South China Morning Post」紙によりますと、上海の住宅市場は、ますます多くの富裕層がキャッシュアウトして中国本土を離れることを計画しているため、スパイラル的に減少する傾向が続くという。 そんな中、セカンドハウスの売り出しが増えたことで、上海の不動産市場に悲観的な見方が広がっているようです。
中国の厳しい経済状況に加え、厳しい疫病の除去政策により、富裕層の流出が続いています。 富裕層が集中する上海では、10月末時点で13万5400戸の中古住宅が売りに出され、昨年末から30%急増しました。 仲介会社によりますと、自宅の売却を希望する住宅所有者は、移住するか、海外に資金を移すことを計画しているとの事です。