たとえば、バシャールの言う5つの法則は、第一段階の法則です。
よってこれが宇宙の絶対的な法則、根本原理とされます。
その次に、どのように分離していくか、というような法則もあります。
完全に統合されたエネルギーにやがてムラが生じ、それが光と闇など、明確なコントラストとして出現します。
これが分離の始まりで、それは分離のアルゴリズムに沿って起こります。
このソースにほど近い次元は、エネルギーと光と影、法則までしか存在せず、非物質的な状態にあります。
色や音などが生じるのもこのあたりでしょう。
それらを知覚するための目や耳や空気振動はこの次元に存在しませんが、色や音と同じものはあります。
釈迦が説いた仏法や、古代の哲学者が追究した真理の中には、この次元から降ろされたものも多く存在ます。
これより下の次元に下降すると、やっと個としての存在が生じます。
物質としての天体や宇宙も、この次元より下に存在します。
これ以下の次元にのみ適用される法則もあれば、あなたたちの太陽系や地球にのみ適用される法則もあります。
地球の寿命が地球時間で130億年ほどだとすれば、地球時間や重力などの物理法則も時を同じくして寿命を迎えます。
つまり地上において絶対的だと感じられる法則でさえ絶対ではないことを覚えておいてください。
地上の法則は、そのようなローカルルールのひとつにすぎません。
この認識に立つとき、あなたはその法則を超えていく最初の段階に立つことができるでしょう。