イギリス・ノース・ヨークシャー州ファイリーという海沿いの町で、ある一家が100匹以上の猫たちと暮らしている。
始まりは、新型コロナウイルスの最初のロックダウンのあと、行き場のない猫を引き取ったことだったという。
以来、迷い猫を助けるなどし、去年1年間で猫の数が急増。自宅をシェルターに改造した。さらに、慈善団体「ファイリー・キャット・レスキュー(Filey Cat Rescue)」を設立し登録した。
猫を救うというミッションにはものすごく費用がかかる。それを賄うため、ティナ・ルイスさんと家族は、事業を売却し、車を処分。ティナさんの結婚指輪まで手放したという。
「これからもずっと、これが私の人生です」。ティナさんはそう話した。