2022/12/02「夏が10ヶ月あってもいい男」と公言して憚らぬ私が「ゆっくりボカロ曲投稿祭2022冬」に胸ドキドキで参加します。
歌とコーラス、そして演奏(演奏までしているという設定です)は、私がプロデュースしています、男性ボカロGS「ザ・ヴォーカロイズ」の皆さんです。
そして、特に今回、可憐ながら遜色ない実力の持ち主である小学生ボカロ嬢、歌愛ユキちゃんを、スペシャル・ゲストとしてお招きしました!
同時投稿「真冬の夜のをかし」の楽しく、甘い香りのする楽曲に対比させ、少しビターな味付けのバラードです。
リード・ヴォーカルは、ボカロ界きっての長身&色男「がっくん」こと、神威がくぽ くんです。
2022年10月開催「ボカコレ2022秋」で非常に好評を得た6/8拍子ロッカバラードにて制作しています。
2022年発表の私の夏うたの世界でも、浮き名を流したこと想像に難くない、イケメンのがっくんですが、軈て夏の輝きも色褪せて、その長身に後悔の冬風が身に染む季節となりました。
遠くきらびやかな冬の街並みとは引き換えに、コートの襟を立てながら、海辺の舗道を当てもなくさすらう…といったシチュエーションを、高い上背を誇るがっくんが、”無情”のベース、そしてオトナの男のムードで歌います。
前奏と間奏で鳴り響く、ユキちゃんによるクラリネットが、少し嘲りある汽笛のように聞こえるのは、私だけでしょうか…。
ともかく、ユキちゃんのクラリネットの演奏に、
カイレン兄弟「(声を揃えて)ユキちゃん、カッケー!」
がっくん「ユキ殿は、若い身空で、大した腕前でござるなあ!キヨテル殿も、師範冥利に尽きるでござろう!」
と大賛辞!ユキちゃんは少々照れ気味ながらも、可愛い笑顔を見せ、それ以上に大照れの先生…というレコーディング後の風景でした。
勿論、先生、兄さん、そしてレンくんによる、旧き佳きドゥワップ調の男声コーラスも十分に堪能できます。
冬本番はまだまだこれから、寒いながらも楽しい語らいが広がる日々に、少しでもこの曲と過ごしていただければ、嬉しいです。
Personnel(このGSにおける設定)
氷山キヨテル Keyboards、vocal、leader
KAITO 12st.Guitar、vocal
神威がくぽ Bass(pick playing)、vocal
鏡音レン Drums(regular grip)、vocal
Guest
歌愛ユキ Clarinet、vocal