政府の発表によりますと、中国共産党の元指導者である江沢民氏が病気のため11月30日に上海で死去し、12月1日に棺が北京に到着したことが分かりました。
公式メディアの映像では、江沢民氏の息子である江綿恒氏、江綿康氏、そして孫の江志成氏と孫娘の江志雲氏が全員マスク姿で北京に顔を出した様子が映し出されています。そんな中特に注目されているのは、江一族の多額の不正財産を保有しているとされる江志成氏の登場でした。
11月30日に発表された公式訃報では、江沢民氏は「プロレタリア革命家」と表現されていました。しかし、江志成氏の登場によって、このタイトルは海外のソーシャルメディア上で皮肉なジョークとして大いに拡散されるようになったとの事でした。
江沢民氏は、国民の間では「腐敗の総監督」と呼ばれ、「誰にも気づかせずに大儲けする」という「名言」を持っており、「世界で最も腐敗している」と言われているように、江一族は国家資産から5000億アメリカドル(約4兆元)を盗み、支配しており、さらにその資産は現在孫の江志成氏が江一族に代わって保有していることがわかっているとの事です。