台湾国防部は12月13日、北京当局が12日午前6時から13日午前6時までの24時間の間に、核弾頭を搭載できる爆撃機18機が台湾西南防空識別区を侵略し、また3隻の解放軍軍艦も台湾周辺海域を徘徊したと発表しました。
台湾西南防空識別区を侵略した18機の爆撃機は、台湾が2020年9月に「台海周辺空域活動図」を発表して以来、台湾周辺空域を1日で解放軍による爆撃機群での侵略が最も多かったとの事でした。同時に台湾西南防空識別区を侵略した解放軍軍機にはY-8対潜機1機、Y-8技偵察機1機、そしてJ-11戦闘機1機も含まれていました。
これに対し台湾国防部は、解放軍機艦が台湾周辺の海空域を侵略した際、台湾軍は自分の戦闘機、戦艦、岸基ミサイルシステムを利用して解放軍機艦を厳重に監視し、対応したと発表しました。