【歌詞】
谺した祭囃子 宵闇や巣に着いた小鳥
目を細め対岸の向こう 煌めくは祭灯
人々は露店巡り 足音や干からびた提灯
赤らめた人の頬の 隣には誰かが居る(理由など知りはしない
かたや暗がりに一人
橋の下 俯いた少年
川のせせらぎの音に
孤独さと 土手の斜面
思い切り息を吸った 掠れてる狭い気道
堰き止められてた感情 冷え切った手足だね
燦々と輝く思い 無くした涙は露草色
川辺に寝そべっては 花火の音 思ひの色
行き場のない強い感情 愛想笑いすら苦しくなって
暗中模索の少年は 息が詰まる 息が詰まる