人斬り彦斎、参るっ!!肥後細川藩下級藩士:小森貞助の次男、
河上彦斎。
幕末四大人斬りの一人に数えられる。
(生家である小森家と姓が異なっているのは一般的に長男=嫡男である故に、河上家へ養子に出されたため)
若き頃は剣道だけではなく、儒学や兵法についての知識を高めた。
その流れで肥後藩:
宮部鼎蔵に兵法を師事した関係で
尊皇攘夷過激派(排外派)への意識を高めた。
池田屋事件にて師の一人であった宮部鼎蔵が討たれ、その報復として京に上がり
開国論者であった佐久間象山を暗殺。
しかしながら彼の属した肥後藩は佐幕派であった為、幕府と対立した彼は投獄された。
明治の世が開けた後は、ガチガチの攘夷論者であった彦斎は反乱分子と見なされ斬首に至った。
人斬りとして名を馳せた一方で
愛妻家かつ親孝行者であり
落城台詞には彼の愛妻家たる逸話を反映させたものとなっている。
ちなみに、色白かつ小柄な体格であった為、女性に見間違われることがあったという逸話が残るが
小柄な幕末の人斬り・・・
実は彼は
「るろうに剣心の主人公:緋村剣心」のモデルとなった人物である。
長兄の英傑大戦:
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