2019年の4年前に作った「桜が開花する喜び」と「桜の散る儚さ」を歌った、春のミディアムバラードです。
春といえば、卒業・転勤・別れなど自分自身を清算するような季節。
「この悲しい世の中、あなたの悲しみも毎年春になれば一つは減ってるはず」という思いを込めています。
「1年後に咲く新たな桜の花びら」へ襷のようなバトンを渡す唄を
お届けします。
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薄明桜
作詞:織部栞音
作曲:織部栞音
編曲:織部栞音
薄明桜 悲しみを背負う風に散る桜の花よ
命果てるまで 強さを胸に秘めたら 次の季節まで芽吹けるはず
薄明りの空に 境を彩る
桃色の時間と約束 繋ぎとめられると信じてた
新たな命の起源と 先立つ命の交錯
賑わい出す並木道 そっと二週で旅立つ
薄明桜 風が吹けば香りを大地に蒔く
看取られなくても 命の水を求めて 探し生きて彷徨い歩く
薄明桜 霧で霞んでも優しく照らす
春を越える度 ひとつ悲しみを減らせる 次代繋ぐ襷の唄
道を照らす山と 西日を彩る
限りある時間と懐郷 心を澄ませると気づいてた
何度失い続けても 散る花びらの運命(さだめ)でも
新緑への花吹雪 はじまりの背押し上げる
悩み苦しみは 人も花も 同じように抱え
傷を重ねても 強さを胸に刻んでは 咲ける刹那に光明が差す
薄明桜 色が滲んでも思いはひとつ
生きてく強さ 逞しく聳える幹に 次代繋ぐ襷の唄
悩み苦しみは 今も明日も 同じように抱え
傷を重ねても 強さを胸に刻んでは・・・ (薄明桜)
薄明桜 風が吹けば薫りを大地に蒔く
看取られなくても 命の水を求めて 探し生きて彷徨い歩く
薄明桜 霧で霞んでも優しく照らす
春を越える度 ひとつ悲しみを減らせる 次代繋ぐ襷の唄
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