#ボカロ #オリジナル曲 #90年代 #エモい #ウソシングルCD #GUMI #初音ミク
東京の乾いた冬を、せつな系王道JPOPで展開しています。
「ゼロカラカンパニーコンピレーションVol.10「冬」~love~」にてサブスク配信中!
https://linkco.re/FG6CE0Eg---
作詞・作曲: T.M
東京は今日も晴れ 同じような日々が続くだけ
横たわるビルの影 向かいのベンチは決して温まらない
きみの声がききたくて カメラロールさかのぼる
不器用なわたしに手を振って すこしほほえんでいた
よろけて掴んだ手すりが ひどく冷たくてほんとイヤになる
血の通わない優しさなんて ないほうがマシなのにな
四角い空はこわいくらいになんにもなくて
わたしをまるで 見透かすような
乾燥した晴天
川沿いの高架下 揺れる水面 響く靴の音
冷え切ったコーヒーは わたしの手の体温を奪ってく
むせかえるような人混みに きみがいるような気がして
オレンジの背中を探してた 抗えない無意識
冷たいふとんにもぐって きみのぬくもり思い出す
暗い部屋に差し込む朝日に 意味を求めている
深いため息の白さえ あざ笑うようにすぐ消してく
乾いた街は容赦なく 虚無感をあおってくる
四角い空は絶望するほど高すぎて
わたしを強く押さえつけてる
ちぎれそうに耳が痛い
ウソみたいに青く澄んだ空は美しすぎて
わたしの色はきみに届かない
乾燥した晴天
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ウソリリースデータ
1998年1月21日リリース
TDCD-9401
オレコン最高57位