2021.11.21
名前の「水分(みくまり)」というのは、記紀の神話に出てくる神の名前で、元々は水を分配するというような意味があり、江戸時代から治水の神として崇められていたところから、「水分」と新たに名づけられたものだ。
「み」が「水」で、「くまり」が「配る」ということで、「水分」と書いてミクマリと言う神の名前をつけたようだ。元々は文政年間と言うから、江戸時代の終わりに創建された新しい神社。新しくとも古代の神の名前をつけているということで、割と珍しい名前の神社だ。なお、ミクマリと名付けられている神社は、少ないながらも日本各地にある。
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