1987年にコナミよりMSX2用に発売された疑似3D視点レースゲーム「火の鳥 鳳凰編」です。
火の鳥はコナミからファミコンにも同名のタイトルが出ていますが、そちらとは全くの別モノになります。
プレイヤーは「我王」とって、全6ステージの試練を乗り越えて正しい心を取り戻すというストーリー。
果たして「我王」は正しい人間に生まれ変われるのか。
…とはいえ、作中にストーリイベントなどは一切ありません。
トップビューの縦スクロール&横画面侵入時の画面切り替えによって進んでいきます。
流れとしては各ステージにある「霊木」を道中に入手し、ボス戦への扉を開け進んでいくというもの。
ステージ6のラスボスへ向かうには、各ステージに一つ「心の玉」というアイテムを取らなければなりません。
これが大変で、アイテム入手のやりくりでステージを戻らないと全部集められない仕様になっています。
ゲームの出来としては滑らかなスクロールに心地よいサウンド、流石コナミといった良作です。
とにかくドット絵が秀逸です。
マップの往来は大変ですが、アイテムでマップ確認も出来ますし、当時何回もやり込んでいれば全然覚えられる範囲だと思います。
パッケージ記載の特徴としては。
1.完成度の高いストーリーシューティング。
2.高品質グラフィックとスムーズ・スクロール。
3.「キングコング2」のセーブ機能を搭載。
4.「Qバート」で「ゲームを10倍楽しむ」昨日が使用可能。
とあり、コナミの自信を感じさせます。
隠しコマンドも充実していて。
「F1」キーででポーズポーズ中に「HOME」キーでパスワードの表示
もう一度「HOME」キーでパスワードが入力出来るのですが。
「ENDDEMOGAMITAINA」
と打ち込むと即エンディングが見られます□
その他
ILOVEHINOTORI無敵
NANDADANDANANDA残機減らない
AUTO SHOT連射
KINOOOIHITODANE霊木が全部揃う
などなど、他にも色々とコマンドがあるようです。
個人的にはこのゲーム、火の鳥ではなく魔城伝説の続編として出してくれてもアリだったんじゃないだろうか…。
なんて思ってしまいました。
なんか似てるんですよね、操作感というかプレイ感が。
そんな火の鳥 鳳凰編でした!
ご視聴、ありがとうございました。