トゲが無ければ刺さりもしない花も。
14曲目です。いつもありがとうございます。
歌 :初音ミク
曲・詞:くまとら佳話
https://twitter.com/kumatorakawa絵 :咲里キリコ様
https://piapro.jp/kirico_skoffvocal→
https://piapro.jp/t/WOyK歌詞
分かんないよソイツの何処がそんなにカッコいいのかなんて
どうにも消えかけていく「私」 笑顔なんて作っちゃいない
見たいものばかりを見てちゃ仕事になんてならないし
無間地獄は続きます だから わがまま一つ許してよ
ねえ 本当はどっかに答えがあるんでしょう?
誰を問いただせばいいのか 分からないまま時は過ぎていった
「好き」も「嫌い」も「非常識」も
全部食らってイラッとして
棘がなければ刺さりもしない花も
いつか光が差すかもね
弱いフリも強いフリも
いつだって脱ぎ去ってしまいたくて
笑顔と真逆の方へ歩いては
光の輪郭を 虎視眈々と見つめていた
不退転の覚悟をキメたところで出すパワーも無いし
悪魔に売れば二束三文 誰も見向きもしないってこと
具体性のない羊たちの歌声も
今は期限を誤魔化して 経験値を稼ぎにフラついてばっか
「今」も「昔」も「仮想敵」も
取り立てて興味なんて無いんだって
近くでもないし当たりもしない弾で
このまま宇宙へ行っちゃおうか
昏いシネマのエンディングを
いつまでたっても再生出来なくて
挙句の果ての作り話でほら
「どうしたって最高だ」ってまた勘違いをしよう
きっとそうでしょう
小さなカエルの思い上がり
波に飲まれて消えるなら
いっそ知らないでいれば
棘がなければ刺さりもしない花も
水をやって育てましょう
挙句の果ての作り話でまた
一歩分の歩幅を見つめていた
「いつだって世界は君を待ってるんだ」って
また勘違いをしよう