現時点においては、オミクロン株対応2価ワクチンをそれらの接種に使用することはできません。
他方、令和5年2月8日に開催された厚生労働省の審議会(※1)では、
「現在従来型ワクチンを用いている初回接種や、小児及び乳幼児の接種についても、
薬事上使用可能なワクチンがあることを前提に、オミクロン株対応2価
ワクチンに早急に切り替えていくことが望ましい」との見解が示されました。
2023年度以降の新型コロナワクチンの接種の方針について<参考資料>[PDF形式:4.1MB]
https://www.mhlw.go.jp/content/10906000/001055045.pdfアメリカ
劇的に異なる変異株が存在しなければ、1年に1回、流行している株に合わせたワクチンを接種するという、季節性のインフルエンザワクチンとよく似た接種方法に移行する過程にあるとういこうとが明らかになりつつある)
イギリス プログラムを直ちに開発できない
長期接種計画に関して暫定的に以下を推奨
‒ 2023年から2024年にかけての冬に備えて、新型コロナウイルス感染症の重症化リスクが高い者に対して2023年秋に追加接種が提供され得る
‒ 加えて、より少数の人々(高齢者や免疫不全者等)には2023年春にも追加接種が提供され得る
‒ オミクロン株と生物学的に異なり、臨床的に有意な新たな懸念すべき変異株が出現した場合には、緊急にワクチンによる対策が必要となり得る
また、以下を推奨
‒ 2021年から始めた16ー49歳の臨床的高リスクではない者への追加接種(3回目接種)は、2022
年秋の接種キャンペーンの終了に合わせて終了すべき
厚 生 科 学 審 議 会 予 防 接 種 ・ ワ ク チ ン 分 科 会 予 防 接 種 基 本 方 針 部 会 と り ま と め ( 2 0 2 3 年 2 月 8 日 ) ( 概 要
https://www.mhlw.go.jp/content/10906000/001055081.pdf