電子書籍なら出版当日に読めるのが嬉しいですね。
終章で岡田斗司夫のホワイト社会とニーチェがむつび附いた
しびれる。
まえがきに、この本は読者を選ぶ・と書かれている。
私は選ばれた読者になれるか?
弱者救済とユートピア⋯・キリスト教
仏教はそれはできるわけがない、解脱・という教え
イスラム・大乗仏教、人権思想、社会主義・キリスト教の亜流
男性は女性に関しては外見至上主義者が圧倒的に多いので
ほぼ必ず確実に間違える。
・高校生の頃きれいごとが嫌いになった・
人間の命は助けるべきで
動植物はその犠牲にする・・
で、その人間を助けるのが善。
より良き暮らせるようにするのが福祉・・
では、その動物と人間の扱いの差に
理由が説明できるのだろうか?
結局説明できなかった。
ただし、それまで教わったことで
人間は尊重されるべき・・
という感情は残っていた。
理屈と感情と自分の中で分裂している。
高校生・大学生の頃というのは
こういう役に立たないことで、悩でいる。
(クラスで聞くと同じような者もいたが少数派だった)
大人なって、そういう観念的なだけの問題は
あまり考えなくなった。
考えても仕方がない。
ただ、人権とか民主主義とか福士とか弱者救済とか..
ただ、人権とか民主主義とか福士とか弱者救済とか・
こういうきれいごとを胡散臭く感じる気持ちは土台としてあった。
おそらく、偽善とタカリとそれを当たり前と考えている・・
その価値観が嫌いなのだろう・
本書を読んでそんな風に言葉になった。
ニーチェは学校でなからった限りだったが、それなりに魅力を感じていた。
その割には読んでなかった・反省。
そういえば、学校での読書感想文などでは
人権とか福祉を否定的に書いて、
先生から指導を受けたことがあったな。
学校はあのころ(40年前)から偽善が実態として教えてきたのだろう・・
ここで引用されている本を読んでみよう・・
私が40代以降で読んだ本の中で
1番は迷うことなく「馬鹿ブス貧乏」の黄色本(藤森かよこ著)で
今回の5作目はそれを抜いた・
あくまで私の中でが、
前著は、あくまで対象が女性(それでも学ぶ事があった)
今回は性別では絞られていない。
読者を選ぶ・・私は選ばれた読者に入ったか?
第3章のニーチェに付いてのところが難しく感じてしまったが・・