更に進む覇權の多極化 【2023年3月6日】非米側はウクライナ開戰後、BRICSや上海機構、一帶一路などを活用して、米國に依存せず察知もされない國際システムの形成を進めた。主導役は中國とロシアだ。ウクライナ戰爭が長引くほど、非米側の世界システムが發達して使ひやすくなり、今はまだお試し的にゆるく非米システムを使つてゐる「一寸非米」の諸國が、しだいに本格的に非米システムを使ふやうになる。そのうち米連銀ののQTの自滅策がドル崩潰を引き起こし、米國側システムが使ひ物にならなくなり、使へるのは非米システムだけになる。
元 URL : https://tanakanews.com/230306multipol.htm 多極型覇權と中國 【2023年3月8日】單獨覇權體制はコスト高で儲からない。中國はユーラシア東部、ロシアは西部、インドは南部、サウジは中東、南アがアフリカ、ブラジルが南米をまとめていくと云つた多極型の方が、中國にとつても效率的で、儲かる貿易やインフラ整備、資源開發などだけ中國がやると云ふ都合の良い状況を作れる。支配・被支配の一極支配より、多極型の方が雙方にとつて良い。
元 URL : https://tanakanews.com/230308china.htmこの動画の読み上げ音声(英語記事タイトル部分)は「音読さん」を使用してゐます。