第3章
東京大学物語、日露戦争物語
漫画家:江川達也
たとえ裁判で勝っても殺しに来る人は殺しに来る。
法律は人を守ってくれない。
尽くして貢献すれば殺される危険が増す。
大事なのはアホでダメで苦しいことを常に宣伝して
クズ呼ばわりされること。
トラブルが起きればさっさと逃げて損をする覚悟。
ニーチェ作品
・悲劇の誕生
アポロ精神とディオニュソス精神
(悪・恐ろしい・破壊的・不吉)が拮抗するさま。
人間の精神は相克でできている。
いくらアポロ的であっても心の奥底にディオニュソス的を秘めている。
支配層・指導層・経営層にサイコパスが多い。
自然の本性を持つ人間、野蛮、意思、権力欲。
主人道徳と奴隷道徳
主人道徳;「高貴なと軽蔑すべき
自分を価値決定者としている。
利己主義は主人主義
→利己主義とういう気概につながる?
奴隷道徳では力と危険性が悪に属する。
家畜の群れに似ている。
末人よりも厄介なのが死の説教者:僧侶・大学教授
ニーチェの独り言
人間にはアポロ的な論理的整理理知に向かう面もあれば
ディオニュソス的に無茶苦茶なカオスに向かう面もある。
これら二つの方向に引き裂かれている生き物なのね。
生来、体力や知能に恵まれている人は
合理的に動いているように見えて
自分の中のデュオニソスに突き動かされている。
だから活力が出る。
弱い人々は恨みを持つ。自我もプライドもある。
現実の行為で反撃できないとき、想像上の復讐で
埋め合わせをする。
異世界に転生したらすごい勇者になって・・
キリスト教組織はそういう弱者のためにできた。
21世紀も旧約聖書を本気で信じて
この世にユートピアを実現させるために
悪魔と最終戦争を起こそうとする
強いものは正しくない、弱いものこそ正しい。
奴隷の一揆
世の中弱い人間のほうが多いから、
弱者こそ天国に行けるというキリスト教の
ルサンチマン・ファンタジーの魅力に勝てない
→親鸞の絶対他力・悪人正機説につながる?
黙ってホワイト革命後の超偽善社会を生きるしかない。
末人で生きる資質がなければ
超人と動物との間を生きる。
ひょっとしたら超偽善性が本当に全に至る可能性もある。