ボカコレ2023春ルーキー参加曲です。
望む・望まぬを問わず、春は別れと出会いが付いて回る季節ですが、だからこそ私達は桜の儚さに惹かれるのかもしれません。
イラスト : 日寺 二牙 様(@wtfruit12)
素敵な絵を使わせて頂きました。ありがとうございます。
歌:AIめろう(NEUTRINO)
コーラス:AIずん子&AIきりたん(NEUTRINO)
詞・曲・動画:anoji
=======歌詞=======
気象予報士が言っている
「開花が確認されました」
今年もまたやってきた
君と離れたあの春が
二人の未来を決めた日も
強い風が吹いていたね
あの日、目を擦っていたのは
砂埃のせいだけじゃない
花吹雪の中で交わした
言葉は季節に流されたけど
二人で見た春の美しさや痛みは
色鮮やかさをまだ残している
段々と時は流れて
段々と君が霞んでいく
段々と大人になって
段々と夢が霞んでいく
ねぇ、君は言ってたね
「無情な春が嫌いだ」って
色づく景色とともに
数多の別れを連れてくるって
満開の蕾と もう閉じた未来
心地良い東風吹けど 心まだ凍えたまま
この季節はやたら目と鼻にくるね
花粉症持ちは辛いね
心地の良い淀みに漂い
夢を見続けていられたなら
このままだと僕は濁ってしまうから
漕ぎ出すしか無い 痛み抱えながら
段々と時は流れて
段々と君が霞んでいく
段々と大人になって
段々と夢が霞んでいく
麗らかな春の日と泡沫の甘い胸
あの恋もあの夢も 花の散るらむ
いつの日か いつの日か
微笑んで 懐かしむ
その笑顔 その声と 仄かな苦味を