初めまして、出川哲朗と申します。
嘘です、ごめんなさい。楸ロンドと申します。
繰り返す世界って怖いですよね。
第弍篇目。
作詞作編曲音纏映像:楸ロンド
https://twitter.com/xxxkisasagex_x絵:あさ
https://twitter.com/o0_asa_0o歌:足立レイ
inst等
ちょいまち
-歌詞-
間違った、濫觴の日に途絶えた生命
「媒体」それはディストピア
「快哉」叫ぶ愚民の狂乱
籠中の鳥の演劇会
我楽多と化したこの身に残るのは何と
過去に問うても何一つ解は無い
「最悪の末路だ」キミはふてぶてしく嗤う
伝う疵痕 十四度目邂逅
ひどいよ、ひどいよ、ひとりにしないでよ
はやく、はやく、わたしをここからすくいだして
「遊」園地に見えて消えた盈虧の都市 此処は懐疑と猜疑に満ちた禁忌の街
彼岸で心ぶれている「二度と繰り返しなどしないと」
燕尾に追従して死んだ不識の民 ヒトは廃毀と栄利の果てに何を願う
また何処かで逢えると誓う「その記憶を解いて」
意志とは真逆の臨界点、理想郷の嚮導存在権、遺戒の物質一元論、救いなどないな
遺骸の縦隊改葬へ、襦袢の姿で見送って、少女は唯々呟いた「これで何度目」と
何度も何度も繰り返す、何度も何度も繰り返す、何度も何度も繰り返す、「正解は無いよ」
何度も何度も遣り直す、何度も何度も遣り直す、何度も何度も遣り直す、正解を掴むまで
やめてよ、やめてよ、ひとりはいやだよ
こわいよ、こわいよ、わたしはひとりでくちはてるの?
三度の廻帰を越えてキミに会えた 進む、乖離と斃死を賭したトーラス銀河
時計塔から見上げてる数多の世界の終末を
楸夜に反して嗤うエクス・マキナ ヒトは窮理と救世の方舟に手を伸ばす
歪んだ道、只管に進んで逝くその先は?
「悠」遠日に潰えて消えた希望の都市 向かう業苦と劫火に満ちた泥犂の街
逢魔が時を迎える、「これが運命だ」と嗤いながら
焉日に随して揺らう十四夜の月 ボクは何度も何度も改変を庶幾った
「また何処かで逢える」其の日が来ることを誓い合って