『赤い糸』(あかいいと)は、メイのケータイ小説。および、小説作品を題材とした日本のテレビドラマ、映画、漫画、ゲーム作品。
2006年7月に、ケータイ小説総合サイト「魔法の図書館」のランキングに登場し、1ヵ月後には、早くもランキング1位となった。その後、長期間に渡って1位をキープした。2007年に書籍化し、現在は5冊まで発表している。累計330万部。特に、女子中高生に高い人気を得ている。
2008年4月にフジテレビがテレビドラマ化と映画化を企画し同時期にそれぞれ放送、公開された。撮影は2008年7月から2009年2月まで行われ、ドラマは2008年12月6日からフジテレビ系の土曜ドラマ枠で放送、映画は2008年12月20日に公開された。 映画の配給は松竹で、監督は共同テレビの村上正典が務めた。
ニンテンドーDS用ゲームソフトとして2008年12月25日にアルケミストから発売された。続編の『赤い糸 destiny DS』もゲーム化され、2009年3月26日発売にされた。
ゲーム機本体を縦に持って読み進める形式。主人公の芽衣以外は声優によるフルボイスの音声が実装された。また、途中で選択肢が追加されており、『赤い糸DS』では新たに4つの、『赤い糸 destiny DS』では新たに3つのエンディングが追加されてマルチエンディングになっている。
赤い糸 destinyストーリー:
あるとき、昔の友人が集まった。そのとき、別の彼女(麻美)と一緒にいるアツシの姿を目にして動揺する。さらに、芽衣の父親の病気治癒を神社に祈るアツシの心情を知って、芽衣はさらに心を動かされる。 が、折悪しく、芽衣が、ドラッグ・パーティーから持ち帰った薬物を、かつて一緒に輪姦された友人・美亜が使ってしまい、薬物中毒に陥る。
芽衣は、美亜への呵責と対処に悩み、さらに、人格障害をもったアツシの現在の彼女・麻美からの嫌がらせにも苦しめられる。結局、芽衣は、アツシと付き合うようになるが、麻美からの嫌がらせは止まなかった。麻美は、アツシの母親の経営する店への融資がらみのいやがらせ、芽衣の輪姦事件を表沙汰にするなど、芽衣とアツシの別離を画策する。しかし、アツシが身を挺して自動車から芽衣を救ったのを目にしてから、麻美はようやく嫌がらせを止める。
芽衣の実母の話が語られ、 アツシは自殺した芽衣の実母のホステス仲間の子であった。
さまざまな困難を乗り越えた芽衣とアツシは、最後に赤い糸で結ばれ、結婚することとなった。
その「赤い糸 destiny DS」の全曲集です。