「う、ぐぅ…んっ…!」
『何だにちか、そんな所でどうしたんだ?』
「どうしたんだー…じゃないですよ…! 何で今朝からずっとトイレ清掃中なんですか…っ!」
『ああ…それか。言ってなかったっけか? この屋敷ではメイドの就業時間中、ずっとトイレの清掃をしてもらってるんだ』
「はぁ…っ!?」
「ちょっ…じゃあ何処でトイレに行けば…っ」
『行くも何も…トイレはここしか無いし、そもそも就業時間中のトイレは禁止だからな。ご主人からの命令だ』
「いや何ですかそれっ…あっ待っ…! う、ふーっ、ふーっ…!」
『あー…駄目じゃないか、メイドが床汚しちゃ』
「い、今話しかけないでくださ…っ」
『ちょびっととは言え、これはペナルティだな。汚した床は、自分の着てる服で拭き取るんだ。勿論、後で洗濯はする事』
「それどころじゃな…っん、ん…!」
『…おっと。それと、もう一つ』
「…えっ、ちょっ! 何してっ…!?」
『前押さえも禁止な。さあ、退勤まであと15分の辛抱だぞ』
「いやっ、じ、15分とか無理…あっダメもう無理無理無理っ…ああっ!」
『あーあ…こりゃ着てるの全部洗濯だな』
『とりあえず床の掃除が終わったら、お仕置き部屋まで来る事。それと…乾燥機壊れてるから、乾くまで仕事は服無しだからな。いいな?』