生きる勇気がない君へ|ミソラアイラ
このどうしようもない感情
苦しくて辛い部屋でひとり
俯いて溜め息つく月明かりの下で
泣いて叫んで疲れ切ってしまった
僕の心はとっくの前から
限界なんだ
大人なんだからちゃんとしなさい
夢を追いかける奴は馬鹿とか
あいつはもっと頑張っているとか
大抵のことは我慢しろとか
偽善振りかざす人間たちが
正論ぶって今日も非難する
もう僕はそんな言葉
とうの昔に聞き飽きたんだ
こんな世の中には居場所なんてないんだって
手首に傷の跡がどんどん増えていく
もうこれ以上は耐えられない
生きていく勇気が僕にはない
誰にも打ち明けられない不安抱えて
今日もひとり 無理して笑うんだ
生きていく勇気がない君へ
この世から消え去ってしまいたい君は
「僕には味方なんてこれっぽっちもいない」
って思っているんでしょう。
誰にも言えない秘密があって
それを隠すため嘘をついた。
そんな自分が醜くて嫌い。
またただ笑って誤魔化すしかない。
自分を騙して生きていくことに
いつの間にか慣れてしまっていたんだ。
テレビでは毎日誰かが死んでいて
僕がそのうちの一人になるとは
誰も思ってないでしょう。
頼れる人間なんて僕にはいない。
誰だって僕には興味などない。
新しく出会う人間たちは
いつだって決まって口を揃えて
自分の正義を振りかざしてくるんだ。
生きていく勇気がない君は、
死ぬための勇気だけは持っている。
死にたい気持ちを堪えろとは言わない。
それが更に君を苦しめるから。
死にたい理由があるのなら
生きてみる理由を作ればいい。
生きていく勇気がない君へ
生きていく勇気がない君へ
この世から消え去ってしまいたい君は
「僕には味方なんてこれっぽっちもいない」
って思っているんでしょう。
無理して笑う必要はない。
辛い時はいっそ泣いた方がいい。
精一杯泣いて。泣き疲れたら休んで。
落ち着いた時にまた笑えばいいから。
もう一度生きたいと思える日まで
何度も…
何度も…
何度も何度も繰り返して
もう一度生きたいと思える日まで