アメリカ共和党のジョン・ホーベン(John Hoeven)上院議員は、4月13日から3日間の日程で台湾を訪問しました。中国が台湾海峡の情勢をエスカレートさせ続けている中、米国議会の台湾への支持を示すために訪問でした。
蔡英文(ツァイ・インウェン)総統(そうとう)と会談したホーベン議員は、「この重要な時期に、アメリカと台湾は一致団結し、経済政策や安全保障の問題など、緊密に協力し合う必要がある」と述べました。そして、「世界で台湾ほど半導体チップをうまく作れる国はないと思っている」と語りました。
ホーベン議員は、アメリカは最近台湾海峡で中国が引き起こした緊張情勢を非常に懸念しており、台湾海峡の平和と安定を望み、そのためにアメリカと台湾が協力することに言及しました。ホーベン議員は、上院での自分の役割は歳出(さいしゅつ)委員会の国防委員会のメンバーであり、台湾が
すでにアメリカに支払った195億ドルの軍用ハードウェアを含め、軍用ハードウェアの迅速な供給を促進したいと述べました。
ホーベン議員は、「台湾がアメリカから購入した防衛装備品などは、すべて予定通りに納入されることを望んでいる。今回の訪問は、台湾の防衛力を強化するために、どのように協力できるかを聞くためでもある」と述べました。