羨んでも、君は君で、僕は僕。
まだまだ未熟ですが、聞いていただけると嬉しいです。
〇お借りした素材
・CrazyNyanko 様
https://bit.ly/3L0L5n0・Pixabay 様
https://pixabay.com/〇歌詞
Piellius - アロマ (feat. ONE)
ふと思い立って
窓の外を見ていたら
ぽつりぽつり滴る雨
まるで僕を揶揄うように
愛されたいと思う度
空振りばっかりの人生
理由の無い言葉だけ
浮かんでは忘れる日々だ
月日が経って、僕を見ても
何も変わっていないのだ
ぽつりぽつり落ちる涙
それすらも僕を責めている
ふと薫る香に誘われる
―
花をあしらった髪飾り
君だと分かった
アロマの香りを君が
可憐に匂わせて
姿を映し出したんだ
それに見惚れていた
変わらない僕の身体を
飲み込んでしまうような
意識が抜けてくような
そんな香りだった
まだ捨てきれない
僕を心に隠すまま
ゆらりゆらり揺蕩う僕
そうする間にも時は過ぎる
もう過去になった出来事を
何度も後悔したがる
意味がないと分かっても
繰り返してしまう僕だ
ただ変わるのが怖い僕は
言い訳だけ思いついて
のらりくらり流離うまま
味気ない歌を書いている
その節、君はそっぽ向いて
―
鼻であしらって僕のこと
置き去りにしてった
アロマの香りを君が可憐に匂わせて
何処かへ消えていったんだ
僕には一瞬だった
変わらない僕の身体を
忘れ去ってしまうような
心が溺れるような
そんな香りだった
アロマの香りはきっと
そこにあるだけで
そもそもそれを羨むのも
全部僕の勝手
変わらない僕の身体は
君が見捨てたわけじゃなく
僕がさ、最初に見捨ててたの
そんな根本問題
ほら、また風にふわっと香って
僕を誘惑して呼び止める
まだ、そう思ってしまう
ことも含めて愛して、アロマ