アメリカメディア「ザ・ゲートウェイパンディット」は、4月14日、郭文貴氏が受けている不平等な法的扱いの背後にある中国共産党の勢力について暴露した記事を新たに掲載しました。 郭文貴氏の保釈が却下されたことは、中国共産党がアメリカ司法制度に浸透していることのさらなる証拠となります。
2019年のニューヨーク保釈改革法は、保釈基準を大幅に引き下げた結果、凶悪犯罪者が保釈なしで釈放されたケースが何千件も発生し、大きな話題となりました。 これには、史上最大の500億ドルにのぼるマルチ商法を運営したバーナード・L・マドフ氏、詐欺で80億ドルもの損失を被ったとされるFTX仮想通貨取引所の創設者サム・バンクマン=フリード氏が含まれます。
これらの人々がすでに保釈を認められたことを考えますと、郭文貴氏の保釈却下は、明らかな誤審と言えます。特に、郭氏の弁護団が提示した高額かつ厳しい保釈条件、すなわち、法廷に出頭の担保、2500万ドルの保証金、郭氏とアメリカにいる家族、妻と娘が同じくすべての渡航書類の放棄、24時間、週7日間のGPS監視、違反行為を裁判所に報告するための警備員の常駐を受けいれること。弁護士費用や経費の支払いを除き、政府または裁判所の事前承認がない限り、いかなる金融取引も許されない。また、妻は居住地で軟禁されること。
現在、郭文貴氏は1日に20分間しか部屋から出られないことから、担当弁護士ともコミュニケーションが取りにくい状態です。これは、アメリカ憲法修正第6条の弁護人の権利を著しく奪い、郭文貴氏を弁護できる力を低下させるもので、そして、いずれも偶発的なものではないようです。
これまでの経過に影響を与えてきた闇の勢力、つまり中国共産党政権の存在を考慮し 、私たちは、外国勢力がアメリカの司法制度を操りまたは浸透しようとする試みを明らかにし、阻止して、すべてが公正かつ公平に対応されるようにしなければなりません。
筆者は最後に、郭文貴氏の保釈条件は、これ以上ないほど合理的である。
もし保釈が却下された場合、考えられることは中国共産党政権の腐敗した影響力だけであると述べました。