外交関係を強化する目的で、グアテマラのジャマテイ大統領が4月24日、台湾を訪問しました。この動きは中国共産党の怒りを招きましたが、ジャマテイ大統領は、「つい先日まで中国共産党に身を投じていたホンジュラスのように莫大な借金を抱えているわけでもなく、台湾に不当な利益を求めるわけでもなく、むしろ台湾との協力を求めている」と明らかにしました。
月曜日から木曜日までの訪問期間中、ジャマテイ大統領は台湾の国会で演説を行い、台中市のテクノロジー企業を訪問する予定です。また、台湾総統府の発表によると、グアテマラコーヒーのプロモーションイベントにも出席する予定です。
グアテマラのジャマテイ大統領は、台湾訪問に先立ち、「すべての国には自治の権利がある」という明確なメッセージを送ることを意図していると述べました。
台北で開催された投資フォーラムで、グアテマラのジャニオ・ロサレス経済大臣は、「グアテマラと台湾は債務問題がなく、よりバランス良く貿易を行うことを望んでいます。現在私たちは台湾企業によるグアテマラへの投資を促進し、両国の協力を拡大するように努めています。」と述べ、「両国は常に素晴らしい同盟関係を築いてきました」と語りました。
中国共産党の怒りを招いた今回の台湾訪問についてロサレス大臣は 「ニュースで知りましたが、私たちは国が必要とする解決策に取り込んでいるだけです。」と強調しました。