強き欲は・・そのまま強き力になる!荊州は南陽郡の出身。袁紹配下:
許攸(きょ/ゆう)。字は
子遠。
若き頃から袁紹と共に将来の勇躍を目指し「奔走の友」と称される間柄であった。
袁紹が家督を得て勢力を伸ばしつつある時、その傘下となり、田豊と並んで袁家の参謀を担った。
かつては奔走の友と称された仲であったものの
この頃の許攸は過去とは違い、
金銭に汚い強欲な性格に変わっていたとされ
袁紹の信任を得られずに許攸の進言が採用されることは少なかった。
旧知の仲である自身に対するこの扱いには、許攸も内心苛立ちを覚えていたとされる。
そして時が経ち、とうとう袁紹と曹操が官渡にて対峙。
官渡でも許攸の進言は採用されず、さらには許攸の身内が罪を犯して逮捕。これによって
奔走の友たる袁紹を見限った許攸は、同じく幼馴染でもある曹操へ寝返った。
曹操はこれを偽装投降と初めは疑ったが、本物の寝返りであると確信し
袁紹軍の配置を細かく知る許攸によって兵糧庫の位置が露呈してしまった為に
そこを急襲された袁紹軍は敗退を余儀なくされた。
曹操軍に下った後もその性格は直らずに主君となった曹操に無礼な態度を取り続け
重要拠点「ギョウ」を攻め落とした際に
「私がいなければ曹操はこの門は通れていない」と自慢。
この発言が密告され、(そもそも普段の許攸の態度にガチギレしていた)曹操は速やかに許攸を処刑した。
長兄の英傑大戦:
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