花についた雨の粒を
君が見たらなんて言うかな
映画で見た場面のように
君にうまく話せるかな
冷たいドア 開けるよ
雨は降っている 僕たちを隠すように
あかりを消して 花束を君に渡そう
君と出会った時のことを
今もまだ覚えているよ
こんな日も嫌いじゃないと
ずぶ濡れで笑っていたよね
窓の外 見てたんだ
雨が降っていた この場所で待つ君が
教えてくれた 雨粒が輝くことを
不器用な君のことだから 照れるかな
あかりを消して 少しだけ
ねえ
この目を見ててよ
雨が止むまでは
雨が降っている 僕たちを隠すように
明りを消して 花束を君に渡そう