song1
薄暗く仄青く、雨に濡れた手を
刺すように
キラギラ光っていたものは
通りの繁華街
冬の雨は冷たく、靴の脱げた足を
刺すようだ。
柊の葉ひとつ道端にポツリ
誰も彼も逃げ場なんてないのさ
私たちはろくでもない世界に迷い込んでしまったみたいだね
どこかに普通があるはず
だから
SOSを出さなきゃ殺される
メルドー!メルドー!
この世は汚くて貴方のような綺麗な人には似つかわしくないってこと
形だけの反抗なんて
何も言っていないと
同じ
達観した振る舞いで
私たちを焦らせやがって
お前
薄明かりの中、雨は止まないで
手にはナイフを握ったまま
どうでもいいこと話したかったけど
それも夢で終わったかな
人だかりができる前に早く
ここを出てゆかなくちゃいけないんだ
どうでもいいけどこの雨はいつ止むのか
考えてた
誰も彼も逃げ場なんてないのさ
私たちはろくでもない世界に迷い込んでしまったみたいだね
どこかに貴方がいるはず
でもさ
変動無しの今の体たらくが
メルドー!メルドー!
私の大切な貴方のような綺麗な人には似つかわしくないってこと
薄暗く仄青く、雨に濡れた手を
刺すように
キラギラ光っていたものは
song2
過剰に守られてるが故に
死んでも死ねない生命体
広告に盲目に敬礼し
疑わない損得だけの世界
今夜は雨で家で踊ることしか出来ないが無問題
実家暮らし職歴不詳のこの私に
弱点なんてもうない
DJDJさあぶちかませ
ああ踊り狂えや
身をくねらせて
ヘッドホンは爆音
フランツ・フェルディナンド
タイトなビートに手を叩け
気の利いたステップでさ
こんなの欺瞞だって皆知ってるのに
止められない止められない
ダンスは止まない
あのさ、
こんなことをしたいわけなんか
ないに決まってるよ
だからこそさ。踊れ
ああ踊り狂えや
身をよじらせて
ヘッドホンは爆音
ZAZENBOYSの残響
サイケなハートに火をつけて
気の抜けたストロングでさ
ああ踊り狂えや
身をくねらせて
ヘッドホンは爆音
フランツ・フェルディナンド
タイトなビートに手を叩け
気の利いたステップでさ