動画見た後に読んだ方がいい おまけ個室の座敷席に通されて2人でメニューを見る。
私は季節の海鮮を使ったどんぶりのセット、彼女は魚のから揚げに興味があるようでそれを頼むことにした。
予約をしてくれた彼女をからかいながら食事を待つ、注文をすませてそれほど経たずに私たちの前には料理が並んだ。
『お待たせいたしました、ご注文のお品物はすべてお揃いでしょうか?』
「はい、大丈夫です。」
『ごゆっくりお食事をお楽しみください。』
運ばれた料理を見ながら小首をかしげる彼女を横目に店員さんには下がってもらった。
「ゆかりさん メニュー表とって」
「ん?はい」
なにが気になったのかあとでデザートでも見ようと思って確保していたメニュー表を彼女に渡す。
「あー、これ茶碗蒸しついてないんね」」
先に私が決めた海鮮丼のセットには吸い物と茶碗蒸しがついてきていたから、彼女の頼んだ唐揚げ定食にも茶碗蒸しがついていると思って頼んでいたようだった。
「追加で頼みます?」
「そこまでじゃないんよ」
そうは言うが、膨らんだ頬には「茶碗蒸しウチも食べたい」と書かれているように見えた。
「仕方ないですね。かわいいあかねさんのためにゆかりさんの茶碗蒸しをあげましょう。」
パァ と彼女の顔色が明るくなると、どうしてか胸の奥が熱くなる。
「ほんま?やったった」」
あぁやっぱり、私は彼女が好きなんだ。
中身
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