七草(に)「助けて助けてうぉううぉううぉおおおおお!」
福丸「ま、待って! 別に何もしないから…! ただそのオーブ、返してもらうだけだから…!」
七草(に)「とか言ってさっきから攻撃しまくってるじゃないですかーっ! …あっ美琴さん! これ、パスですっ!」ブンッ
緋田「にちかちゃん」パシッ
福丸「あっ! ず、ずるい…!」
七草(に)「ずるくないですー! 大事なオーブを1人で護ってる方が悪いんですー!」
緋田「ナイスパス…あつっ」ドスッ
七草(に)「!? オ、オーブが急に燃え出してる…!」
??「…小糸、焦りすぎ。魔力の演算がブレてる」
火の守護者 円香が あらわれた!
福丸「あっ、円香ちゃん…!」
緋田「やっぱり来た…火の守護者」
樋口「やっぱり来た、はこっちのセリフ。さっきも私の所に勇者が来たから、まさかとは思ったけど」
福丸「え…! ま、まさか円香ちゃんまでオーブを…!?」
樋口「大丈夫。私の方の3人組は、全員教会送りにした」
七草(に)「…! あの3人がやられるなんて…どうして!」
樋口「"どうして"…? こういうやられ方でもしたんじゃないの」ボウッ
七草(に)「!! うわあっ…!」
円香の バーン・バーニング!
にちかに 168のダメージ!
緋田「にちかちゃん…!」
樋口「抗うことも出来ずに戦闘不能」
福丸「ゆ、勇者一人をワンパンで…! 円香ちゃん凄い…!」
樋口「…」
??「地、水、火、風。万が一、オーブが勇者の手に渡るような事があれば…」
??「お友達の住む聖域が、いつの間にか猛毒に侵されてた…ふふっ。なーんて、ね? 火の守護者さん♪」
樋口「(…大方、透や雛菜の所にも勇者達が行ってるはず。侵攻を止めるなら、戦力が集まってる今がチャンス…!)」
樋口「これ以上、そっちの好きにはさせられない。あなたもここで…」
七草(に)「ぐ、うう…っ」
樋口「…!」
にちかの 特性"ラストスタンド"!
七草(に)「っつ…。まだまだぁ…!」
福丸「ぴ…! た、倒したと思ったのに…!」
七草(に)「美琴さん…ここからです! 地のオーブ、みんなに持って帰ってやりましょう!」
緋田「うん。行こっか、2人で」
七草(に)「はい!」