5月23日、バイナンスが2020年と2021年に顧客資金を分別管理するアメリカの金融ルールに違反して、顧客資金と会社収益を混同していたこと海は外メディアが報じられました。
その額は数十億ドルに上るとされ、アメリカのシルバーゲート銀行(Silvergate Bank)が保有する口座でほぼ毎日混同が行われています。
アメリカの元規制当局3人は、バイナンス資金の動きは内部統制の欠如を示し、これらの混同は資金所在を隠すため、顧客資産を危険にさらしたと指摘しました。
2021年2月の銀行記録によると、バイナンスは趙長鵬(ちょう ちょうほう)が所有するケイマン諸島にある企業の3つ目のシルバーゲート銀行の口座で顧客資金と会社収益を混同していました。
バイナンスは3つ目の口座の資金を米ドルにペッグされたバイナンスUSドル(BUSD)に変換しました。
バイナンスは現在「故意に事業体と取引を構造化する」という手段を通じてアメリカの規制を回避した、と商品先物取引委員会 から民事告訴を受けてる一方で同社はマネーロンダリングと制裁違反の疑いで司法省の調査も受けています。
郭文貴氏は以前から、バイナンスは中国共産党の犯罪資金を洗浄し、中国共産党の支援がなければ世界で妨げられずに進むことができないと指摘しました。