無双の剛力で!あなたを支えてみせるッ!!源義仲の愛妾にして怪力強弓の女武者:
巴御前。
河内源氏第5代棟梁:源為義。その長男であり嫡男格であった義朝と為義の仲は芳しくなく
代わりに
次男:源義賢を嫡男格待遇としていた。
後に保元の乱にて為義・義賢は義朝と対立。
義賢は義朝の長男である義平(義賢から見ると甥)に攻められ敗死。
義賢の遺児である
駒王丸(当時2歳)は何とか難を逃れ信濃国豪族:中原兼遠を頼り
後に源義仲(木曽義仲)となった。
それから25年後
「以仁王(もちひとおう)」が平家打倒の号令を発布した際
これに誰よりも早く呼応して京に攻め上がり、平家を京都から追い出した男が源義仲であり
巴御前は平氏討伐に従軍。そして、頼朝による義仲追討令が出た後も共に行動を続けたが
最後はとうとう残り5騎にまで追い詰められてしまう。
義仲は巴御前に
「最後まで女を従軍させていたとすれば後世の恥だから逃げろ」と促し
自分を生かすための方便だと気付きつつもその場を離脱・・するのだが
その際に敵小隊の方に向かっていき敵兵士の首を捻りきっていったとされる。
一説ではその後、尼となり91歳もの天寿を全うしてこの世を去った。
※ちなみに巴御前は平家物語以降の記録にしかその存在が確認できず、おそらくは架空の人物である。
長兄の英傑大戦:
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