1991年にアメリカ公式のケイオシアム社から発売されたクトゥルフ神話TRPGシナリオ集【ミスカトニック渓谷物語(Tales of the Miskatonic Valley)】に収録された【恐怖の連隊(Regiment of Dread)】を解説します。 シナリオ集はラブクラフトカントリーシリーズの第4弾で、アーカム郊外の田舎をテーマにしたシナリオを6本収録しています。 収録策の中にはクトゥルフ神話TRPGサプリ【モジューラ・クトゥルフ】に収録された【フリークショー】が含まれています。 オリエント急行の恐怖の製作者ジェフ・ギラン氏(Geoff Gillan)のシナリオです。 【恐怖の連隊(Regiment of Dread)】は1920年のアメリカのアーカムを舞台にしたシナリオで、1861年から1865年にかけて起こった南北戦争の歴史を調査します。 アーカムの英雄となった老人の後悔を考察し、超ギミックを搭載した南北戦争を体験することでプレイヤーは断末魔を上げます。 エモシナリオであると言えるし、クソシナリオであるとも言える。