香港政府は、2019年の香港民主化デモ「反送中運動」を象徴する楽曲「香港に栄光あれ」の放送や配信など全面禁止令を出すように香港高等法院に請求しました。
申請結果がまだ出ていないが、6月14日午後すでに複数の音楽配信サービスから突然削除され、Apple のiTunes(アイチューンズ)ストアでは台湾版のみがダウンロードと購入可能な状態で残されていました。
同日の夕方までには 、配信大手Spotify (スポティファイ)で「香港に栄光あれ」の各種アレンジ版を見つかりましたが、曲をクリックしてたら、アクセスできなくなり、その後削除されたことが分かりました。
司法省は先に同曲の配信停止を申請し、月曜日に香港高等法院で行われた審理で裁判官は7月21日までに申請を延期することを決定しました。
香港特別行政区行政長官李 家超(り かちょう)氏は火曜日、「「香港に栄光あれ 」が国益に反する曲であり、香港に国家の安全を守る責任と義務があり、積極的に予防措置を取るべきことを明確にしなければならないため、政府は禁止令申請に踏み切った」と述べました。