2022年10月11日
ボクらは再婚した。
2022年10月30日
ゆきは
手遅れのがんで
この世を去った。
この事実は
ウソでもフィクションでもない。
歴然たる事実だ。
あらゆる
作りばなしを
超越する
とても厳しい
くつがえすことのできない事実だ。
どんなに
ロマンティックな
おはなしを作って
カッコよく
歌っても
妻と僕の
事実を
超越することはできない。
ゆきは
家事がカンペキだ。
お父さんのお墨付きだ。
" ゆきは家事がカンペキだから問題ないが "
料理・洗濯・掃除・買い物等
すべてカンペキだ。
休みの日の朝、
二人で食卓テーブルで
ゆきお手製のトーストをかじっていると...
よく見ると
ゆきはドヤ顔で
パンくずをフローリングに
次から次へと
ポロポロ落としている。
ボクは
そんなゆきを
じーーーーーっっと見て、
「なるほど........
ゆきは…
掃除がカンペキだから
パンくずを床に落とすことなど
少しも意に介していないんだ....」
そんなボクを見るゆきは
ボクがそんなゆきを見て
このように考えていることを
お見通しである。
ゆきとボクが
婚を約したゆえの
ほんの
一端だ。
ボクは葬儀の際、ゆきのご両親と篤史さん(弟さん)に、全力で尽くしてくれたゆきに一生 寄り添うと約束した。
ちなみにゆきとボクは統合失調症(精神分裂病)、精神2級、重度の障害者である。ひとりで生活できない。仕事などとてもムリ。
にもかかわらずゆきとボクは両親のしつけと教育が功を奏し、圧倒的な自制心と忍耐力を誇っているためアタマがイかれているにもかかわらず、健常者以上の仕事をしたり、生活を送ることができる。ついでに言うとボクはサヴァン症候群を患っており異常な記憶力、電卓より速い暗算、脳にリミッターがないゆえの圧倒的な体力、過集中によりゾーンに入ることができる。
上記の能力を駆使し、三井物産の子会社で生産性ダントツトップをしばしば記録した。
( 行き過ぎた表現をしてしまったと存じ、
この部分は削除して
おわびとして書き換えました。
たいへん申し訳ございませんでした)