歐米の債務中毒が新たな世界金融危機の引き金に - プーチン大統領
先進國の無責任な經濟政策が世界的な緊張を高めてゐる、とロシア大統領が主張。
ロシアのプーチン大統領は火曜日、歐米諸國による無秩序な債務蓄積が新たな世界金融危機のリスクを高めてゐると警告。
モスクワからビデオリンクを通じて上海協力機構(SCO)の假想サミットで演説したロシアの指導者は、近い將來に「紛爭の可能性」を増大させる可能性のある世界的な脅威を引用。
プーチン大統領は、「先進國の無秩序な債務蓄積、世界的な社會階層化と貧困の擴大、食糧と環境の安全保障の惡化を背景に、新たな世界經濟・金融危機のリスクが高まつてゐる」と指摘。
プーチン大統領は、これらの問題はそれぞれ「複雜で多樣」であるが、それらが組み合はさることで世界中の緊張を煽つてゐると強調。
第23囘SCOサミットの議長はインドのナレンドラ・モディ首相。
先月、國際通貨基金(IMF)のロシア擔當エグゼクティブ・ディレクターであるアレクセイ・モジンは、歐米經濟は高水準の公的債務により危機的状況にあると警告。
同氏は、富裕國が長年にわたり無責任な豫算・金融政策を實施してきたことが、最終的に現在の債務危機を引き起こしたと非難。
モジンによれば、イギリスをはじめ、フランス、スペイン、ポルトガル、ギリシャ、イタリアなど、ほぼすべてのEU諸國が多額の債務に直面してゐるとのこと。
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写真、動画 @ クレムリン