「 Meteorite 」
歌 初音ミク
詞 o k a
曲 o k a
気温25℃ (やや曇り)
<歌詞>
スピーカーに二人の耳を寄せあって曲を聞いた
君の髪がそっと揺れ 僕の頬をなでた瞬間
たとえば夕暮れのバスが君を連れてく景色
さよならしたばっかりなのにつのる恋しさ
暑すぎて眠れない夜は君の気配を探した
大切だってだけじゃどこにも辿り着けるはずもなく
たとえば夜が迫ってくる手前の深い青
それはほんの一瞬だけ見えた希望の青さ
濁流に飲まれて僕らは容易く傷ものになんの?
それでもなおも見え隠れする甘いとか 全身の感覚でとらえていたいんだ
僕は今 夜風に吹かれているんだ 君はどうかな 相変わらずかな
僕の右手が 自由に動くうちに 遠ざかってく 記憶を書き留める
君が僕に見せてくれた世界が 一億年先までずっと色あせないように
雨上がりの街を嬉しそうに反射する光
初めて自転車に乗れた日 どこまでも行ける気がした
たとえば早朝に聞こえてくる鳥のさえずり
それはきっと神様だけが知ってる内緒話だ
愛した分だけ世界に愛されたっていいだろう?
やがて優しく見守れる傍観者になって 隕石に突然貫かれたいんだ
弱かったのはきっと僕の方だった 守るものがどうしても必要だった
痛かった感覚が消えていくその前に 転ばなかった千年の秋を見てみたい
僕はまだ明日に向かおうとしている 君はどうかな 君もそうかな
確かなものなど何一つないから 流れていく 時間と共に
僕は今 夜風に吹かれているんだ 君はどうかな 相変わらずかな
僕の右手が 自由に動くうちに 遠ざかってく 二人を書き留める
君が僕に見せてくれた世界が 一億年先までずっと色あせないように