米国国際開発庁が、上院議員の代表に対し、武漢ウイルス研究所への資金提供に係る計画書類の提出を拒んだ。
武漢ウイルス研究所が2018年に、フリン酵素切断部位を有するSARS類似のウイルスを開発するため、米国国際開発庁に助成金の申請を行った。フリン酵素切断部位は新型コロナウイルスを特徴づけるものであり、ランド・ポール氏ら25人の上院議員は、米国国際開発庁に対して連名で資金助成計画に係る書類提供を要求したが、同庁長官のサマンサ・パワーは幾度も拒絶した上、公聴会で「資料は提供済みだ」との嘘の発言を行った。ランド・ポール議員は、誠実さの欠如を批判する一方、バイデン政権の官僚がウイルスの起源追及を妨害するのは、何らかの真相を隠蔽するためだと指摘する。