#00:00 冒頭挨拶
#00:36 視聴上の注意
#1:04 本編開始
#1:33 廃坑に廃棄物を埋める計画
#2:14 作業当日
#2:57 作業員男性Aさんと二人の同僚
#3:11 レンガとビニールひもで深さを計測
#4:07 切断しようとしたが・・・
#5:07 水面が火の海に
#7:10 原因の調査
#9:42 必要だった対策
今回は産業廃棄物処理業での事例の一つを紹介します。
わが国の本州、関東地方某所ではこの日、産業廃棄物を埋設するため、廃坑の調査が行われていました。
この廃坑は、かつて建築資材の材料を採掘する場所として利用されていましたが、数十年前に廃坑となり、現在はそのほとんどの部分が、水没してしまっている坑道でした。
この廃校に、産業廃棄物を鎮めて埋める計画が立てられ、それに伴って、市内の下請け業者に、調査依頼が出されました。
この業者の作業員である男性「Aさん」は、同僚二人と共に、ゴムボートに乗って坑道の中に入り、レンガを結んだビニールひもを沈め、水深の調査などを行っていました。
しかし、その途中で何かに引っかかり、回収することが難しくなったため、Aさんは紐を切断しようとしましたが、ボートに紐を切断する道具はありませんでした。
そこで別の作業員がライターを差し出し、Aさんはそれで紐を焼き切ろうと、ライターに点火しますが、その瞬間にライターの炎が信じられないほど大きく上がり、次の瞬間、Aさん、そしてボートの周りの水面は炎に包まれてしまいました。