作詞・作編曲 凱
ボーカル 知声
映像制作 PE-KE
イラスト制作 PE-KE、SHURO、凱
Youtube
https://youtu.be/Gb7sbov4JRk・歌詞
「愛してるよ貴方を」
沈む日差し、口先は照れる
本音なんて知らない方がいいと
くだらない戯言で誤魔化すの
貴方もそうでしょう?
指切りはしないよ 針を呑み込む覚悟はないから
引き換えに言の葉喉の奥に
流し込む 灰色で満たして
胸の内曇らす
溶かして濁した会話の中で掴む一瞬の
上澄みの幸せだけを啜り続けるその場凌ぎ
剥がれて崩れた複雑に絡む厚化粧も
瘡蓋のように愛おしくて
面に重ねては知らぬ顔で
愛を磨いていたつもりが
削りきっては痛ましい針
それでも誰かの傷口を縫えるのなら
壊して破いた飾られた過去の思い出の欠片を
繋ぎ合わせてる 幸せの形を探して
通したい糸次第で
振るえる正しさは
欺瞞に満ちていて
洗いざらい探した糸口
「はなして」
この声は届かない
壊して外した
不可逆的衝動の先で
割れた皿はもう洗えないと
散らばる破片掻き寄せて払う
怖くて照らした
被加虐的妄想の中で
点滅する証明
解を眩ませた温もりが
飾りきっては浅ましい愛
それでも人とは生まれた場所を偲ぶものでしょうか?
濁り雨に酔い降り注いだI love youの言葉も
子守唄も渇き切った今じゃ裏切りの詩
いつのまにかほつれていたマフラーを
着崩しては編み直してを繰り返して
そうやってできた 笑えるような拙さに
何度暖めてもらえただろう
胸の内宿した蕾がやぶさかに花拓く時
罪も絶望も貴方を形作り希望は咲く
「繕えば真」絡み合う意図を手解いた後に残るは未熟さ
相も変わらず愛判らず
拭い去っては疎ましい染み
それでもいつかは曖い隠し味も懐えますように
壊して破いた飾られた過去の思い出の欠片を
紡ぎ合わせてる 幸せの形を目指して