快晴の続く毎日です。
初めまして、臥龍岡(ながおか)いすひと申します。
ボカコレ初参加、そして初投稿です。
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ぜひよろしくお願いします!
五月雨、虚舟とがらんどう
【さみだれ、きょしゅうとがらんどう】
Vocal : 夏色花梨
Music : 臥龍岡いすひ
Photo : 同上
Movie : 同上
歌詞▼
心臓が罅割れるようだ
この傷をずっと抱えていたんだ
薄幸が頬を伝って、
濡らすガーデニアとYシャツ
酷く晴れ渡る空を仰いだ
そっと、夢を描いていた
覚束ぬ指の先に咲いていた空想を
切に願った 目眩の足取りでランブリング
踊る陽炎の先へ、
ずっと先へ
愛をおくれ 愛をおくれ
干上がらぬほどの愛をおくれ
心に夏闇、淡い詩藻の花弁を手帳で圧して
五月雨、涸れ涸れ、青々と澄んだがらんどう
がらんどう がらんどう がらんどう
送電塔 湿る青天井
虚舟、浅い夏の芳香
踏みつけるアスファルトのウィード
茹だる肺腑と脳
滲むように色褪せていく
視界に波打つ青を見る
雨の匂いに胸が騒いでいた
罵声も、苦痛も、慰めもいらない
ただ
この孤独を満たすような愛を描きたい
嗚呼 愛が足りない 悔が足りない
枯れ果てぬだけの才が足りない
つまらない不遜に通う冷血を捨てた
メロウなストーリー
波風、虚舟とかぎろい微かながらんどう
さぁ、何も考えず馬鹿になろう
愛をおくれ 愛をおくれ
干上がらぬほどの愛をおくれ
心に夏闇、淡い詩藻の花弁を手帳で圧して
五月雨、虚舟を乞うこの無謬はがらんどう
がらんどう がらんどう がらんどう
がらんどう がらんどう がらんどう
がらんどう
無情ながらんどう