#ボカコレ2023夏 #初音ミク #ボカロック #夏
夏にいた君へ
【歌詞】
夏が嫌いだ
人が嫌いだ
うだる暑さに気が滅入るし
どこ歩いても浮き足立ってる
何もかも夏のせいなんだ
いつかの想いだけが残ってる
サヨラナできないまま今でも
ただ君がいたあの夏に馳せる
背負ったまま肩を落とし歩く夕暮れ
「またいつか」と嘘を重ねていた
戻らない時のこと
夏が嫌いだ
君が嫌いだ
錆びた信号国道沿いも
どこ探しても君はいないし
あれもこれも夏のせいなんだ
待ってよ
置いていかないでよ
素直になれなかっただけなの
ただ君と見たあの海に馳せる
わかったふりして見過ごしたすれ違いも
今ならわかるんだってもう遅くて
戻れない夜のこと
送電塔の夕景
線路沿いのスーパー
壊れた自販機
君の面影が
まだ揺らいでいるみたい
もう息できないよ
さよなら
ようやく言えるかな
ただ君がいたあの夏に馳せる
思い出は胸の奥にしまったまま
何食わぬ顔で明日も生きてく
好きにはなれないけど
愛してるこの季節を