Fumimi
1作目「8月24日の花火/知声(Chis-A)」
イラスト製作者:ito_asahi
【歌詞】
「来年も来ようね」なんて
明日が来るかさえわからないのにさ
簡単に言える君がどこか羨ましくて悲しくなる
小さく頷く僕を見て風に靡く君のその綺麗な
髪が太陽を集め輝きを増している
真夏の香りに酔って君の面影を探し
夢に見てしまうほど溺れてる
目を細めた黒い天使が手を振り嘲笑う
これは夏のせいだよと自分に言い聞かせて
心を押し殺していたけれど
暗闇を照らす花火の様に君は今日も綺麗だ
気付けば夏が過ぎて
いつの間にか僕等歳をとっていく
その度同じ様に来年の夏の話がしたいな
花火の煙と音が少し切なさを引きつれれてきたなら
全てが消える前に伝えたい事がある
君が運命だなんて分かりはしないけれど
心が会いたいと疼いたら
目を丸めた黒い天使が僕に合図を送る
忘れちゃいけないもの 薄れていく記憶も
砂浜に埋めて名前を刻もう
いつか波に消されようとも 君が隣にいるなら
弾けるラムネの音
鳴り止まない蝉の歌と鼓動
耳を掠めた君の言葉
まるで自分じゃないみたい
消えないでと願う
君の香りに酔ってどこか面影を探し
夢に見てしまう程溺れてる
目を細めた黒い天使が手を振り嘲笑う
これは夏のせいだよと自分に言い聞かせて
心を押し殺していたけれど
暗闇を照らす花火の様に 君は今日も綺麗だ
君は今日も綺麗だ