軽口で口説こうとすると「ホームラン40本打ったらな!」って返してくる人がいるので作りました。
== 歌詞 ==
冗談とか軽口なんて
苦手だったはずなのに
いつからかやたら出るようになった
ちょっとだけ歪んだクランチトーン
見えそうで見えないような
悪戯な君の表情に
悩まされるけど僕もそうかな
変化予告するシンバル
君の瞳に何が映ってるのかなんて
気になりはするけど
覗き込んだって僕じゃないから
一緒にテレビでも眺めようか
ホームランなんて打てないけど君を
君を強く想うよ
綺麗な放物線描いて
打ち込まれたのは僕の方かもね
誰よりもなんて言えないけど君を
君を強く想うよ
ごまかして逃げてる間にまた
必要な本数は増えたけれど
頭のいい自分のことを
誇ってたはずなのに
君の前だと馬鹿でいたくなる
騒がしく掻き乱すホーン
どうでもいいことを話してる
くらいが丁度いいのに
否が応でも引き寄せられる
忙しなく動くベース
君の手まであとどれくらいかなんて
気になりはするけど
60フィートには程遠いから
大人しくスタンドから見守ろうか
豪速球は投げられないけど君を
君をまっすぐに想うよ
帽子のつばの影からキリッと
した目で彼が見つめてるミット
そんなふうに僕が君をじっと
見つめたらどんな顔するかな?
永遠になんて言えないけど君を
君をまっすぐに想うよ
あの千分の一の速度でもいいから
君との距離を縮めていきたいけれど
伝説になんてなれないけど君を
君を大切に想うよ
解釈は揃っているのに
だからこそ交わらないこの線
どれくらいなんて言えないけど君を
君を大切に想うよ
いつか必ず変わってしまうから
せめてこうしていられる今だけは
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