少し涼しくなってくると香る金木犀の香り。雄木だけしかいない日本では雌木に向けての片思いの香り。そのかをりに気づいた女の子は昔の片思いを思い出したよう。ちょっと切ないこの香りのまつわるお話です。
あなたは香りで思い出すものってありますか 「金木犀のかをり」聴いてください。
Twitter
https://twitter.com/hugetu3off vocal
https://piapro.jp/t/uB63note:「金木犀のかをり」製作裏話 →
https://note.com/hugetu/n/n010ebb8126d0初音ミク誕生祭2023
あかいけいさんによるバンドサウンドアレンジ
https://www.nicovideo.jp/watch/sm42767852【歌詞】
風が吹くふと気づく
この香り思い出した
追いかけて見つけた
オレンジの小さな花
知っているかいこの花は
男の子だけなんだよ
それだから思いを
かをり乗せ飛ばしているんだ
あなたが言った言葉を思い出す
笑顔はもう出てこないどうしてねえ
金木犀 私のこの思い
金木犀 香りに乗せて
金木犀 あの人のとこへねえ
金木犀 どうか届けて
あのときも香り咲く
この花の淡い記憶
ぼやけてるあなたと
ちっぽけな私のかをり
あなたのかをり気づいてしまった
あの娘のもとへ届けようとしていたのねえ
金木犀 彼のその思い
金木犀 あの娘に伝えるの
金木犀 私のこのかをり
金木犀 そっとふたをする
胸の中のこのかをりは
これから先も届かないまま
手が届く目の前でさえ
とても遠い霧の彼方
金木犀 あなたに伝えたい
金木犀 伝わらないとしても
金木犀 思い出せないけど
金木犀 彼を笑顔にして
金木犀 今年もどこかで咲く
ふとよぎるあのときの胸の内
金木犀 時は過ぎ往くけど
思い出すあなたと花のかをり
金木犀…